ちょっとアップが遅くなりましたが、8月30日、ヴィクトリア駅の一角にあるホテルThe Grosvenor Victoria (グローズブナー・ビクトリア） のロビーです。パーソナルショッピングのトータルコーディネートにお申込みいただいたお客様のインタビュー(カウンセリング）に伺いました。こんなホテルに泊まれるなんて素敵！
裕に10メートルはある高さのロビーを持つこのホテルは、フランスルネッサンスデザインの天井を持つ、イタリアスタイルのホテルとして、J.K ノールズという建築家のデザインで1861年にオープンしました。
このホテルは、ロンドンで初めてエレベーターを取り付けたホテルのひとつでもあり、このエレベーターは、当時は「上がる部屋」(Ascending room)と呼ばれていたそうです。
この後、オーナーが３回、４回と変わり、今回、Guoman Hotelが、2000万ポンド（約3億円)をかけ、2011年にオープンしたばかりのようです。その際、グランドロビーの石柱に施してあった「金の葉」が修復され、隠れていた白い大理石の素材もすべて復元されたそうです。
当時は、ボネットといわれる大きな羽飾りがついた帽子、腰の大きく膨らんだドレスと手袋を身に付けた女性や、山高帽の紳士たちが行き来していたのが、目に浮かぶようです。