4月、ロンドン、スペイン(バルセロナ)、パリと、3か国の自称「研修旅行」としてヨーロッパを訪れられた、おしゃれなMr. S・A.さん。
今回、Style gateにロンドン滞在の内3日間をお申込みいただきました。(ありがとうございます!)
なんでもハイクラスがお好きなMr. S.Aさんは、お泊りのホテルは、セント・パンクラスホテルとコノート(The Connaught)ホテル。(もちろん、ロンドン超一流)
下の写真は、Scott'sの一風景。彼の写真をお借りました。(クリックすると大きくなります。)
4日間の夜のディナーは、食通の有名どころでお食事され、ロンドンの食が近年ずいぶん成長したことも経験され、美術史家による2つの美術館案内も堪能された後の最後は、日曜日だけ開催されるフラワーマーケットとおしゃれなショップが並ぶ、東ロンドンのコロンビアロードにご案内しました。
100年前、移民が集まり混雑した住宅事情は面影だけで、今はトレンディでかわいい雑貨屋が軒を並べています。狭い通りには、路上に数十件という露店の花屋が並びます。
「Two for fiver!」と意気のいい花屋の叫び声と、地元の買い物客と観光客で、ぎゅうぎゅうに活気のある人々の隙間を見つけて移動する途中には、ベーグルで作ったサンドイッチ屋さんもあります。
メインの通りから、ちょっと裏手に入ったところにも、カフェや、古道具、アンティークショップ、またはストリートミュージシャンが音楽を奏でています。リラックスした人たちは、椅子がなくても石畳に座りまたは立って、ビールを片手に音楽家を囲み、ロンドンでも熱くなった日差しの中で、日曜日を楽しみます。
通りの最後まで出たので行き引き返そうとする私たちを、大きなカメラを持った自称ファッションブロガーという写真家が、声をかけてきました。お客様のMr.S.Aさんのファッション写真を撮りたいそうです。
(下写真は、写真家/ブロガーのサイトに載った写真)
プロらしく、サインする写真の使用許可、承諾書まで持ってます。何枚かポーズを撮った写真の後、その服のブランドの質問に答える彼。McQueen のシャツ、Mikliのめがね、Unit Benanセーター(Trussardiデザイナー)Carvenジャケット、Jimmy Chooシューズなどなど、つま先から帽子まですべてデザイナーズブランド(!)。ファッションブロガーの目に留まるはずです。
このコロンビアロードから7-8分も歩くと、今度は古着街とカレーの通りで有名なブリックレーンという通りに出ます。ここにも週末だけのたくさんのフードマーケット、アンティークマーケットが出ます。人出もお昼になるとピーク。メキシカン、アフリカン、ジャパニーズ、イタリアンなどなど、世界のストリートフードが、ここロンドンで楽しむことができるのは、日曜日のマーケットだけです。
普通は一流ブランド物が好きなS.Aさんも、この活気をミニiPadで写真に収めるようと撮影の連続です。
この後、コース最後は、ノッティングヒル、ポートマーケットへ地下鉄で移動。
Notting Hill Gate駅から歩き始めると、すぐ角に2階建ての、JamieOliverのビルが現れます。最近オープンしたばかりのこのビルは、クッキング教室とカフェレストランがオープンになった斬新なアイデア。
ジェイミーのアイデアだろうことが容易に想像できるこのフード&キッチンショップは、お料理教室がステージのように開催されているところを、囲みながら食事ができるという、新しいショップRecipease (レシピーズ)。広いフロアーの真ん中にお料教室ができるキッチンがあり、その回りを囲むようにテーブルが並び軽食とワインが飲めます。
私たちは右角奥の窓際になるテーブルに座ると、ウェイトレスいわく、「この席はたいていジェイミーが朝7時半にお店を見に来るときに、いつも座る場所よ」と教えてくれました。
彼が注文したアジア風味のみそ味ヌードルは、みそ汁の味しか知らない日本人には斬新な旋風、S.Aさんは「ジェイミーらしい」と絶賛。この新メニューのコメントのフィードバックも記入すると、Naked Chefの料理本とDVDをもつお客様はますますハッピー。お話では、日本では今ジェイミー―旋風のよう。
確かに、NHKの3分クッキングの過剰丁寧な日本のお料理番組とはふた味違う、英国らしいスピード感と雑加減がワイルドで、また斬新でかっこよく見えるところがうなずけます。
この後は、ノッティングヒルのオシャレどころを散策してこの日が終わりになりました。
Mr.S.Aさん、ロンドナーの日曜日の経験、楽しんでいただけましたか?