以前にも、創業者で社長であるナタリー・マセネット(現在も取締役Chairman)のことをブログに書いたことがあるけれど、このロンドンをベースに置くラグジュアリーオンラインショップNet-a-Porterは、2009年巨大ラグジュアリーファッション会社のリシュモン（Richmont)に、多大な金額で買い取られた。
このＭark Sebba氏が代表取締役社長（CEO）としてヘッドだったNet-a-Porter、11年後の先週引退を表明していた彼、昨日が引退の日。このサプライズは、彼を知らない私でさえ目がにじむ。
ロンドンの本社、全社員、アメリカ、ニュージャージー、香港、上海など、世界中の社員が彼の名前と写真のカード持ち、引退を称えるこの光景は、そうそう他社では見れない光景。社長と社員の距離が見えないくらい遠い日本では、まずありえない光景だろう。
Thank you very much everybody, I'm a bit overwhelmed. but, how about get back to work.
短い、感情を隠したスピーチ。イギリス人らしい。
（追記：創業者ナタリー・マセネットは、最後にコーヒー(ティー?)を持ってくる人ととして登場している。)