とにかくイギリスの王室、ビクトリア女王と、ビクトリア時代が大好きなMさんをご案内するのは、楽しいお仕事でした。
大英博物館に行く途中に、このビクトリア時代のパブを発見。ロンドンの中心地区で、当時の内装をそのまま維持しているパブは貴重で非常に珍しい。
150年まえの当時の人が経験したパブをそのまま経験できるという、なんてっ醍醐味。
まずになかに入ると、バーカウンターを中心に、いくつかの仕切りがされ、その間には、手作りでカットされた文様が入るすりガラスで仕切られています。階級があった当時、またはプライベートを重んじたいため、すりガラスを通しては人影しか見えません。
壁の部分にも、当時の建築物内装によく使用された、手作りのタイルの文様、木製のドア、バーカウンター中央の時計。あ~、うつくしい。
ロンドン、イギリスだから経験できるこの古さ。
おそらく数多いビクトリア女王の子供の一人で、反対を押し切って彫刻家になったプリンセス・ルイーズの名前を取ったと思われるパブ。男性の世界だったパブに、女性で、しかも王女の名前を付けるのは非常に珍しいケース。
窓のカーブした木製の縁取りが、当時の流行を物語る。