この個人ガイドのお仕事は、ロンドンの観光案内を通して、ロンドンに観光に来ることになったお客様のお話しをお伺いできる貴重な時間と出会いです。
1800年代のビクトリア女王の時代に特別な思いがあるM・Kさん。
「初めは1日だけの個人ガイド利用のご予定だったんですよ。」行きたいところの長いリストを省略して、3日間をご利用いただきました。
ビクトリア女王が生まれ育ったケンジントン宮殿、1400年からの戴冠式の椅子、ウエストミンスター寺院、フランス革命後のロココ調、マリーアントワネットの家具、1500年代から存在する英国遺産のパブでのランチ、Goring Hotelのマネージャーにお願いして席を空けてもらった特急お茶、偶然見つけたビクトリア時代の美しい大聖堂などなど、イギリスのいいところをたくさん経験していただいた3日間でした。
1週間のホームステイのお家が予想とまったく違う環境に、「このホームステイを選ばなかったらスタイルゲートさんと出会っていないんですよ。スタイルゲートさんと出会うための理由と思ったら我慢できます。出会えてよかった。」
日本では方向音痴で「4年間口をきいてもらえなかった」という職場の同僚がいるくらい人見知りなので、海外に個人旅行をすることに皆が驚くMKさん。「でも海外に来ると解放された感じがするんです。」
いただいたおみやげのお返しに贈った、小さな紫の石がつくエンジェルの、集めていると言われるピンブローチに涙ぐまれたのが、とても印象的でした。
この個人ガイドのお仕事は、ロンドンの観光案内を通して、現地のロンドンの人たちのお話しや、ロンドンに15年住んでいる日本人である私の価値観、そしてお客様のお話しをお伺いできる貴重な時間と出会いです。
喜んでいただけるお客様がいて、はじめて私の努力とお仕事に価値が見出されます。とてもありがたいことです。