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このすべて美術館をマルチにご案内してくれるのは、3か国で育ち、イギリスで舞台演出家であり、ボイストレーナーもされる東大出身という多種の才能をお持ちの市川洋二郎さんです。
以下、彼にインタビューをさせてただきました。
Q:簡単に、どこの国に何年住んでいたことがあるか、 何をされていたのか教えてください。
生まれがアメリカのテキサス州ですが、 そこには3歳になるまでしか住んでいませんでした。 そのあと東京に戻り、 7歳から11歳までオーストラリアのシドニー、 再びの東京を経て2010年~2011年にロンドン、 2011年~2012年にNY、 そしてその秋から今にいたるまでロンドンに住んでいます。
Q:どこの国が一番住みやすいですか? それはなぜ?
生活環境としては日本ほど住みやすいところは無いと思いますが、 専門が演劇ということもあり、イギリス、 特にロンドンがもっとも刺激的な場所だと感じています。 イギリス演劇の伝統を護りつつ、 大陸ヨーロッパからのコンテンポラリー演劇、 アジアからのオリエンタルな伝統文化、 海の向こうからのエンターテイメント性あふれるアメリカ演劇、 すべてに対して敏感にアンテナを開いている、 そんな演劇都市です。
Q:東京大学で勉強されたということですが、 何を勉強されたのですか?
美学芸術学です。卒業した専修の正式名称は、 東京大学文学部思想文化学科美学芸術学。 履歴書に書くのも一苦労な名前です(笑)。
Q:日本の学芸員の資格はどこでとられたのですか?
大学在学中に博物館学の授業を取り、取得しました。
Q:現在の本業はイギリスでの舞台演出家と聞いています。 今までの経験と、これからの予定を教えてください。
在学中に自分で劇団を立ち上げて、 演劇人としての活動を始めました。卒業後、まず音楽座に、 そして次に劇団四季に所属しました。 四季で二年間勉強させていただいた後に、 次のステップに進むため退団することにしたのですが、 運のいいことに時を同じくして文化庁在外研修員に選ばれたのです 。
在学中に自分で劇団を立ち上げて、
2012年秋、 ふたたびロンドンに戻り、ロイド= ウェバー卿が学園長を務める演劇学校Arts Educational Schools
Londonにて舞台演出の修士課程を修了、現在は英国、米国、 日本で文化間の壁を越え、 それらを融合させた舞台芸術をめざし活動中です。つい先日、 フィジカルシアターとミュージカルを融合させた舞台『From Up Here』の英国ツアーを終えたばかりです。
9月27日にTrafalgar Squareで行われるJapan Matsuri 2014の中で「Hyper J Culture」というショーを演出させていただきます。
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