昔、歴史の授業で習った「マグナカルタ」。
1215年に発行され、現存する4通が発行以来史上初めて一か所に集まり、2015年2月3日に、一回きりのイベントとして、大英図書館で一般公開されるという。
保有する大英図書館(The British Library)、ソールズベリ大聖堂( Salisbury Cathedral)そして リンカーン大聖堂(Lincoln Cathedra)の3者の協賛で大英図書館で展示され、なんとチケットが1,215枚しか発行されないらしい。
そこで、マグナ・カルタとはいったい何ぞやと調べてみた。
マグナ・カルタまたは大憲章(だいけんしょう)(羅: Magna Carta、英: the Great Charter of the Liberties of England)は、イングランド王国においてジョン王により制定された憲章であり、イングランド国王の権限の制限をその内容とする。
王といえどコモン・ロー(英国法)の下にあり、古来からの慣習を尊重する義務があり、権限を制限されることが文書で確認されたという意味が大きい。王の実体的権力を契約、法で縛り、権力の行使には適正な手続を要するといった点は現代に続く「法の支配」、保守主義、自由主義の原型となった。
マグナ・カルタはラニーミード(Runnymede サリー州にあるテムズ川河畔の町)において1215年6月15日に制定。すべての条文はその後廃止されたが前文は廃止されずに現行法として残っており、現在でもイギリスにおいて憲法を構成する法典の一つである。
写しが大量に書かれたため、各地に残っているが、イングランド内に現存するオリジナルの文書は4通ということらしい。(Wikipedia 参照)
この4通のマグナカルタは、複数の場所に分散して置かれた。その理由が、法を拒否する王から破壊されることを恐れられ、一か所に置かれることは今までなかったらしい、それが800年の時を経て揃う日が来る。
チケット購入方法は、大英図書館のサイトで10月7日に公表されるから、2015年2月にご来英の歴史好きの方は、要チェック。www.bl.uk