先日、日本からの方に、イギリスの国家はなんですか?と聞かれて、とっさに出なくて、知りませんと答えてしまった。
検索したら、な~んだ知っているじゃない。これです。
『神よ女王(国王)を護り賜え[1]』原題: God Save the Queen (King)作者不詳。
公式行事などで使用される場合、通常第一節のみが歌われる。時代により王が男性 (King) であるか女性 (Queen) であるかで、曲名および歌詞が変わる。
歴史を見ると、旋律は16世紀には存在していて、すでに複数の君主をたたえるために歌われていた。
1742年には『メサイア (ヘンデル)』の「ハレルヤ」が生まれ、この3年後に作者不詳の「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」が登場したが、誰も「国歌」と呼ぼうと考えていなかった。
1745年にイングランド王位を取り戻そうと、ジャコバイトはスコットランドからイングランドへ向けて侵攻を開始した。ジャコバイトがイングランド中部ダービーまで南下してロンドンを脅かす中で、トマス・アーンは君主と国家の安寧を祈って「神よ、国王陛下を護り給え」を編曲した。
そのため、「神よ、キング(クイーン)を救い給え」となっているのね。
英語原詩 | 邦訳例 | |
---|---|---|
1. |
God save our gracious Queen, |
おお神よ我らが慈悲深き女王(国王)を守りたまへ |
2. |
O Lord, our God, arise, |
おお主よ、神よ、立ち上がられよ |
もう一回!
これであなたも、イギリス愛国主義者の仲間入り。
Come on and join us, being patriotic for Britain!